2021-02-18

大和茶とは

大和茶は、標高200m~600mの奈良県北東部、大和高原地域を中心に栽培が行なわれています。昼夜の温度差があり生育がゆっくりするため良質な大和茶が出来ます。奈良県の栽培面積は約700haで全国11位、荒茶生産量は約1700tと7位です。鹿児島、静岡から始まりますが、全国的にも遅場産地です。

なぜ奈良県がお茶の栽培が多いかと言うと、奈良県はお茶の発祥地とされており、空海(弘法大師)が大同元年に唐より茶の種子を持ちかえり宇陀市榛原の仏隆寺に播種したと言われています。 お茶栽培は、低温、遅霜や長雨、猛暑といった気象条件に左右されやすい作物でなかなかむずかしいです。

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